村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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日本人は、いわしのように、群れの中に入っていることが心地よいのだ

日本人は、右向けといわれれば、ほとんどの人がそうする。
箸は右手で持つもので、鉛筆も然りだ。そのようにしつけられてきたし、そうでないといけないと思わされてきた。僕は元来左利きで、野球でも字を書くんでも左なのだが、右に変えさせられた。おかげで今は左でも箸はもてるし、変に感謝しているのだが。
剣でも同じで、左はだめといわれてきた。(土方は、左利きの斎藤一に、坂本は斬られたと思ってきた)
オリンピックの頃、ビートルズが日本にやってきたと、時たまテレビなどで放送しているが、僕の記憶では、ミニスカートの「元祖」ツイギーという女性も、この後やってきたと思う。そして、わが国全体がミニブームになって、この頃、ひざまであるスカートなぞはいていたら、世間から奇異な目で見られ、非難されているのではと落ち込むほどのブームだったように記憶している。だから、50を過ぎた女性でもみんながミニをはいていた。僕はその頃学生で、ミニを喜んで鑑賞させてもらった口だが、年配の方々までそうするのかと思っていた記憶がある。
今は大分それも変わってきて、自由になった。
自己主張が許される時代になったのか、個性とかが出てきているようだ。つまり、ミニでも、ロングでも、パンタロンでもキュロットでも何でもOKだ。
でも、これはきっとそうではなくて、流行も一通り流行ってしまうともう、行き場がなくなって「何でもあり」になるだけなのだ。
最近のTVのCMで気がつくのは、昔のJAZZをよく使っていることだ。JAZZって奴もいろんな流行があって現在に至っているのだが、ニューオリンズから始まってスウィングに行って、モダンになって、アヴァンギャルド、ヒュージョンなど経過して、再び古風なものが好まれることになってきている。
このことは改めて、別な日にまた書くとして、とにかく我等日本人という人種は、一斉に同じ方向に向きたがる癖があるように思う。そのほうが安心?目立たないから非難される対象にもならないし、また、流されているほうが、上流へ向って泳ぐよりも楽チンだし。
選挙をしても、政策がいい悪いじゃなくて、兎に角わが国では現職が強い。有権者は投票所へ行ってから、誰を書くか考える人がいまだに多いから、聞いたことのある候補者、知っている人になるのだ。私は公務員で、もう、30年も投票所で事務をしてきているから、このことはズーと観てきて判っている。いくらハマコーや三宅さんが私を怒鳴ってもだめだ。

一斉に杉を伐採したり、植樹してみたり。
ゴルフ場を作って次々に倒産してみたり。
隣が株で大もうけしているからと手を出したら、結局泡がはじけて、無一文になったり。
土地つき一戸建てを持ったてんで、親戚から「いよいよお前も一人前だ、立派だ」と評価された途端、その土地がいまや半値以下とか、数えればキリがないくらい、同じ方向に向っていていいことはない筈だが。
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勝海舟は、百年後の日本を憂えて行動を起こしたが

勝海舟は、元治元年9月の11日だったか、薩摩の西郷吉之助と初めての面会を大坂で行なった。
 この時、「幕府はもうもたねえから、薩摩をはじめとした雄藩で連立して政を行なうように」と、幕臣とも思えない発言をして西郷を驚嘆させ、また、其の時から二人の友情が始まったと伝わる。
 この時点で、勝は藩や幕府を否定して、日本国全体をどうするかを考えていたのであり、この発想が、弟子の坂本龍馬に伝えられた。
 果たして、百年後の日本はどのようになったのか。
 新選組が池田屋に襲撃をかけ、幕末の最終幕がきって落とされたのは元治元年であった。これは西暦で1864年だが、百年後の1964年は例の、東京オリンピックが行なわれた年で、私は高校二年だった。確か、入場行進を池袋の大スクリーンで、女の子と一緒に観ていた記憶がある。
まあ、それはいいとして、このオリンピックの年に新幹線が東海道を走り出し、日本の国が高度成長期に突入したわけだ。一面、何もかも、物、金が優先される時代に入り込んだともいえる。
よい大学を卒業して、よい企業に就職して、一生を会社にささげ、いわゆる企業戦士といわれる男たちが出現した。
この人たちのおかげで、日本という国は発展した(?)。
家庭なぞ顧みない、仕事のためという「印籠」を前面にブル下げれば、有無を言わせず女房子供を黙らせ、その実、休みの日には、接待と称してゴルフ三昧だ。だから、この狭い国土におびただしい数のゴルフ場が開発され、生態系まで壊してしまった。この頃、私もゴルフを始めた。そして今も行なっている。だから大きなことを言えた義理じゃないのだが、ゴルフそのものが面白いから仕方ない。
結果、親父とほとんど会話を交わしたことのない子供たちがたくさん出現し、夫の定年まで我慢して、晴れて離婚を楽しみにする妻たちまで現れた。定年後に、妻から引導を渡されて、慌てふためく馬鹿な男たちにあきれるのだが、そういう自分も気をつけなければならないが。
この間に、妻たちの不倫という社会問題も起こったし、ゆがんでいく子供たちが大勢できてしまった。

ここ数年、3月あたりから、毎年『花粉症』で悩ませられる人たちがいる。僕はたまたま罹ってはいないのだが、今年の花粉の量は半端じゃないらしい。去年の10倍にもなると、連日ニュースは伝えている。
百年前には多分、花粉症などという症状はきっとなかったに違いない。いや、僕の若い頃だってそんなものなかった(自分じゃ今でも若いつもりだが)。
何故。
この花粉、そのほとんどが杉の木のものという。人工的に植えたものらしい。人工的なら、人工的に除去できないの?と思うのだが。

日野の豊田駅で、津波被害の募金活動を行った

2月5日

 今年の冬は、てんで寒い。
ここのところ、裏日本一帯は連日の大雪で大変だ。特に、昨年地震で大きな被害をこうむった新潟地方の人々の生活ぶりは、テレビで見たのだが、気の毒を絵に描いたようで、心が寂しくなる。
 あの、屋根からの雪下ろし。半端じゃない。お年寄りがやっている姿が目に付くが、おっこって死んだというニュースは毎年のように聞く。
ああゆうの、
雪下ろし専門のボランティアって駄目かなあ、と思ったりする。
全国の若者たちで、その気の人たち結構いるんじゃないの、と思ったりもする。一人じゃ危険だが、チームでおこなえば効率も良いと思うが……。
募金して、お金を集めるのもいいけど、雪下ろしをしてあげれば、あの地方の人たちは随分と助かるんでは、と思ったりして。
でも、こういう手の事を言うと、大概、
「じゃ、お前が、まず行けばいいだろう」と言われそうな気がして、滅多なことは口に出来ない。
「俺は別だ」なんて言ったら大変な事になる。周囲の顰蹙をかってしまい、却って、「言わなかったほうがよかった」なんて反省が読めるからだ。
毎年、1回は雪かきしなければならない大雪が東京の日野あたりでもあるが、職員たちで市役所の周りをシャベルでかいたことがあった。2時間程度のことだったが、デスクワークばかりの自分には応えて、3日は腰が痛かった。

 つい、先月の末、日野市内のJR豊田駅で、昨年暮れに起こった未曾有の津波災害援助募金活動を駅頭で行った。
朝、6時起きで。
その日は夜半からの雪で、手はかじかむし、寒いのなんのって。
 朝の忙しいのに、果たして、募金してくれる人がいるのかなあと、心の中でそっとつぶやいていたのだが、これが驚くことに、随分と集まった。
ああゆうのって、最初「お願いしマース」と声を出すの恥ずかしいけど、3回くらいやると、変に自信がついてしまって、そのうち、隣の仲間よりもっといい声出して振り向かしてやる、というような闘争心まで沸いてきて、一種、恍惚状態に入ったりするのだ。
 通勤、通学で皆さん走っているのに、わざわざ足を止めてハンドバッグを開けて、下のほうに入っている財布を取り出して、カンパしてくれた。一人や二人じゃなかった。小学生や中学生もいた。職人風のお兄さんもいた。俺は、果たしてカンパするだろうかと思った。呼びかけながら、恥ずかしながら自信は無かった。
みんな、お金持ちの人かといえば、むしろそういう風には見えない人のほうが、カンパしてくれた。なんか、目頭が熱くなってきた。  
でも、こういう募金って、本当に困っている人たちのところにまで届くのだろうか、という不安はいつもある。
村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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