村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最近、自分の仕事のあり方に難しさを感じてーーー

このコーナーを読んでくれている人たちは、僕が歴史館の館長をしていることは、大方ご存知だと思う。
そのつもりで、書く。

ここのところ、どういうわけかマスコミ関係の取材が多かった。
テレビ朝日では、例の竹脇無我さんとの対談もあり、その後が関西のABC放送だった。そして読売新聞の取材があり、昨日は本陣に日本テレビが入った。
これは、近所の有名な「すし屋」を扱うついでに撮りに来たものだ。
その合間を縫って、週刊誌、月刊誌、ミニコミ誌などは頻繁である。
嬉しいことなのだが、そうとばかり言ってられなくて、僕の勇み足もある。

歴史館に、異常ともいえる今年のこの寒さにもかかわらず、大勢、全国からお客様が来てくれている。
その殆んどが、遠方からの来客なのだ。
この辺鄙な日野に(東京とはいっても行きづらい)、歴史館や本陣を目的に、よく来てくれるものだと感激している。
日野駅からだって、あの急坂を登って15分程度はかかるかな。
それだけ、新選組や大河の余韻がまだ残っていて、まだ浸っていたい?
そういうお客様もいるが、実は、殆んどの方がとても真剣なのだ。
キッカケは大河だったかもしれないが、今は、新選組ファンになっている。
中には長州を越えて、幕末にまで関心を寄せている人もいる。
これらは、NHKや三谷さん、耕史さんや香取君などの功績もあるに違いない。
あの人たちが、実は、良質なファンを作り出してくれていたんだ。
一説には、僕が大河に批判的と思われている方もおられるようだが、あの作品の果たした役割は、とても大きいものがあると評価している。

読売新聞での僕のコメントについて。
記者の取材には気をつけないと、自分の発言が相手の思惑に乗っかっていいように利用されてしまう。
僕は、「いま歴史館で行なっている展示を、評判もいいので、8月まで延長するようになるでしょうね」といった。
新聞には、「自前の展示物を持たないから、延長せざるを得ない」と、僕が言ったことになっていた。

確かに、今の展示は借り物が殆んどである。
あとは、NHKからいただいたものである。
これは、本物の資料とは、確かに違う。
でも、多くのお客様は、大喜びである。
僕だって、いつまでも、これらに頼るつもりはない。
多分、ここ1年程度だろう。
良いではないか。
今年、続編が上映されたばかりなのだし、それらで使った小道具を見たい人が大勢いるのだから。
そして、それを見たいがために、全国からいらっしゃる。

それから、うちの歴史館であるが、地方自治体の日野市が直接、新選組の資料を持つ必要があるのだろうか。
買い集める必然性なぞないと思うし、そんなことをはじめたら、いくら金があっても足りないだろう。
今、日野市内には、新選組関係の子孫の方々がいらして、資料はそこにたくさんある。
何も、市役所が集める必要があるのだろうか、ということなのだ。
それに、新選組関係の資料は、全国に、そんなに存在していない。

今、当歴史館が発足してまだ1年も経過していない。
これから、進むべき道、方向を模索しながら進むことになると思う。
もしかして、うちの館は、新選組を語る、語れるスペースになるかもしれない。
来年度は、歴史館主催で『新選組を語ろう』というタイトルで連続講座を予定している。
新選組に関する落語、講談、浪曲、映画など何でもありだ。
そして、皆さんで、徹底して土方や新選組を語るのである。
もっと、フレキシブルに行きたいものである。
スポンサーサイト
コメント
一休さんへ、『気にしない?』
一休さんに、『気にしない』といわれると、妙にその気になってしまいます。

一昨年は、本当に、展示が充実していましたね。
僕も、自らガイドをして歩いていたのですが、あの当時の展示には、誇るものがありました。

というのも、佐藤家から大方資料の提供があったからで、新選組のふるさとといわれる日野ですが、佐藤家の保存する資料が際立っていたからです。

ですが、来月、その佐藤家が『佐藤彦五郎新選組資料館』をオープンさせますね。
今の、日野宿本陣の真裏ですが、スルト、そこからの資料の提供は、今後望めなくなりますので、ますます、当歴史館のあり方については、一考を要することになるでしょう。

じっくりと検討を重ねます。
いろいろ、有難うございます。
2006/03/24(金) 23:32 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
気にしない、気にしない
新聞記事など気にされることはないと思います。良いものを続けていれば、必ず認められます。今回の展示は大河ドラマの小物の展示など今までにない新しさを感じました。どんどん突き進んで、がんばって下さい。

また、資料は所有する必要ないと思います。借り物でも良いと思いますし、平面物であればフルカラーコピーでも、それなりの見栄えあると思います。

一昨年、歴史館で、新選組の特別展を通年で開催されましたよね。ブームの年で資料が引っ張りだこのハズなのに、常に資料が揃えられていて、しかも展示替えもあったりして、正直「すごいな」と思いました。また、地方の施設(失礼!)であるにも関わらず、同じテーマで通年展示していながら、展示の新しさが薄れなかったことには、結構驚きました。常設展はもちろん、通年展示なんて、普通だったら、かわりばえせずにだらだらやっているだけで、すぐに面白みが薄れて、次から行く気が失せますからね。そういった意味では、日野は良い人がいらっしゃるようですから、ぜひともがんばって欲しいと思います。

一昨年が良すぎて目が肥えたのか、今回は少し物足りなく感じました。次回を楽しみにしています。
2006/03/24(金) 03:18 | URL | 一休 #B9sRDcAM[ コメントの編集]
windowheadさま、お心遣いありがとう
正直、ここのところ参っていますよ。
そう。
新聞記事やTV番組出演時のときのことですが、自業自得なのですが、自分の未熟さにあきれています。

これからは、本当に、自らの発言に気をつけないといけませんが、あまり、びくびくしていたら逆に、全く意思表示が出来ないシーーー。困ってしまいますね。

2006/03/16(木) 01:26 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
まだ発展途上、がんばってください。
新聞の取材、えてしてこのようなことがありますね。私も何度か言ったことと違ったニュアンスにかかれたことがあります。原稿チェックしたいと言いましたら、ダメとのこと。それなのに、著名人あたりにはチェックさせているようです。村瀬さんはチェックさせてもらえるのでは?
さて、九州に住んでいる私はまだ歴史館を訪問していません。それでも、日野に行ったら今度はもう1つ新選組を感じることができる場所があると楽しみにしています。
手持ちの史料などがなくても借りるなどの方法があると思います。なにも購入するばかりがいいとはいえないと思います。購入して展示するならまだしも貴重な史料だからと史料庫にしまわれたままで学術的な目的がないと見せてくれないというところもたくさんありますが、これこそもっともあってはならないことですよね。
本物がたくても、コピーでもいいのです。それより、史料のコピーがあれば、その横に内容を全部活字に起こしたものがあるほうが、ずっと興味を持って見ることができます。触れる、全部を読めるなどこれまでにない展示を考えてくださいね。
新撰組のふるさと歴史館の存在は、そこに行けば心置きなく「新選組」について語り合えるという場所であるというだけでも充分に近いと思います。
独自の発展を期待しています。がんばってください。
2006/03/15(水) 14:38 | URL | windowhead #-[ コメントの編集]
ははは
 コメントに不自然さがあったりしたので、思いっきり抜書きされましたね。
 読売新聞についてはそちらの学芸員さんが対処をよく知っていると思いますので、これを機に、また新機軸が打ち出されるという、明るい方向に期待を持っています。
 史料については、近在で眠っている史料もあるのですから、購入しなくとも、貸し出しでも足りる部分もあるのかとも思います。
 せっかくできた新選組資料館です。もったいないので、頑張ってください。
 また、新選組史については、誤った内容も多いので、どうか頑張ってください。
2006/03/10(金) 17:30 | URL | ゆぅちゃん #l2y2jtiU[ コメントの編集]
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
    サイトに関してのお問い合わせ(動作不具合など)は管理人までお願いします。
    村瀬へのメールはこちら






リンク
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カテゴリー
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新の記事
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。