村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

京都でも、とうとう見つけた---『牛額草』

娘の受験、オープンキャンパスで再び京都へ。



先週の金曜日からこの月曜日まで、京都にいた。
丁度祇園祭の最中で、街中にぎわっていたのだが、何も祭りを見に行ったわけではなく、娘の学校めぐりのお付き合いである。
そう、「立命館大学に行ってみたい」と言い出したのだ。
どうして立命館なのかわからなかった。
はっきりした動機はいまだに判明しないが、ひとつ思い当たることがある。
彼女はヤクルトのファンで、それも古田がすきなのだ(古田は『立命館出』なのだ)。それも、親が、小さい頃から神宮球場に連れて行ったのが原因かもしれないがーーー。
行くまでは、本気なのかどうかわからなかった。でも、本人が来年の大学入試を控えてどうしても行きたいというので、付き添いで行った。
18歳にもなるのだから、一人でも行けるのだろうが、場所が京都だけに珍しく、僕に一緒に行ってくれと来た。

思った。
これが、娘と行く最初で最後の二人の旅行だろうと。
だから、宿は『幾松』をとった。娘が、「一度、行ってみたい」と普段からもらしていたからだ。
彼女の名は“さつき”という。
さつきは幼い頃から武田鉄也の『お~い、竜馬』で育ったので、桂さんのことはよく知っている。といっても、アニメの中のことでだが、それでも史実には従っている。そういえば、京都国立博物館の宮川さんはおりょうさんの研究家で知られているが、彼と一緒に新選組展をやったときに彼が言っていた。「僕は、お~い、竜馬の大ファンです」と。京都国立博物館では、毎年8月に『坂本龍馬展』をやっている。

さつきは、修学旅行でも家族旅行でも京都には行っているのだが、ゆっくり寺を廻ったことがないので、それをやってみたいというのだ。
「そうだ、京都へいこう」のコピーが頭に焼き付いているのかもしれない。

結果、一晩の宿泊予定が二晩に延びてしまった。帰りの深夜バスは、一日伸ばしてもらった。
何故。
幾松の女将が祇園祭の招待券あげるから、行ってみませんかと誘ってくれたからだ。うまく連休がもう一日あって(月曜日まで)、可能だったのだ。そして、女将がもう一日部屋を確保してくれた。
祇園祭の、多分、一年で最も忙しいだろう時に。
そこまで配慮されると、そうなる。
こっちは懐が心配になってきたが、女将が気を利かせてくれて、信じられないほどディスカウントしてくれた。ちなみに、幾松は、僕が最初に栗塚さんと京都で食事をしたときに彼が連れて行ってくれたところで、女将は3時間もつききりでお相手してくれた。

山鉾の巡行は雨の中で、大変な思いをしてみることになったのだが、親子とも、多分二度とない経験をしたに違いない。

今回、父娘でめぐった先は、こんな事情から殆ど修学旅行コースで(尤も最近の生徒たちはグループで自由行動するから、僕らの頃の寺めぐりなぞはしないのだろうが)金閣寺、竜安寺、大覚寺、上賀茂神社、京都文化博物館、そして立命館大学である。
竜安寺は今年に入って行ったところだが、娘はあの石庭に感激していたが、僕が今年行ったときは石庭の正面の塀を工事していて、例の青いシートがサブされていた。今回、それがはずされてきれいに改修されていたのだが、見事に、趣のある塀に戻っていた。
kyouto65.jpg


それと、金閣寺にしろ竜安寺にしろ、境内がものすごく広く、見るべき有名な箇所以外にも結構楽しめる。僕は、むしろそういったところに趣があって楽しかった。金閣寺の例の金色の本堂の後ろにはきれいに整備された庭が広がっていて、しかもコケが美しく、去年コケ寺の西芳寺へ行ったが、ここでも充分楽しめたほどだ。
kyouto66.jpg

竜安寺も同じで、今の時季は広い池にあちこち、はすの花が咲き誇っていて、なんとも見事である。ピンク系の色が特にきれいだが黄色のも魅力がある。
kyouto67.jpg

一度行ったことのある人も、もう一度行く価値はありますよ。

あと、大覚寺と上賀茂神社はなんで行ったか、クイズにしたいくらいだ。
僕は、ここのところ放送している北大路欣也の大岡越前にはまっていて、毎週火曜日の7時が楽しみなのであるが、時代劇を見ていると、あそこ何処だろうと、つい、行ってみたくなるロケ地がある。去年は京都の南、八幡というところにある「流れ橋」をわざわざ見に行った。ここも、本当によく時代劇に使われるところで、全部丸太で出来ていて大きな橋だ。向こう岸まで、う~ん、100メートル以上、もしかして200メートルはあるかもしれない。だから、大水が出ると今でも流されるので、この名がついたそうな。

そうなんです。
今回は、時代劇でよく使われるロケ地を選んだのである。
大覚寺は、あそこの大沢池が、とにかくよく使われる(昨日の大岡越前でも、何回となく出てきた)。あと、上賀茂神社の境内の中にある小川である。あれが最近の映写の技術できれいに写るんですよね。NHKじゃないと、ハイビジョンとは言わないのかなあ。フジテレビでも、テレ朝でも美しく映えてましたよ。
kyouto69.jpg


そして、そういえばなんです。
これは、大発見。
昨年、京都へ行って、嵐山から歩いて松尾大社、そして西芳寺、またその付近を徹底して探索して、「牛額草」を探したのだが、なかった。
そのことは、このブログでも書いた。
今年も、娘と一緒に探しながら各所を歩いたのだが、とうとうあったんです。
それは、上賀茂神社の中の先ほど言いました小川の中になんです。
ここは、水深が約10~15センチぐらいしかない浅い小川なんだが、両岸がきちんと整備されていてテレビで見ていても気持ちがいいのだが、実際に行って足を素足でつけてみると、すご~く爽やか。
今のこの暑い時季は、なおさら芯から冷やしてくれるんですよ。
夏は、お勧めでんな。
そこに、あった。


kyouto68.jpg


僕の本の中で、確認もしないで、きっとあるに違いないということで、土方が見つけたことにしたのだが、後付だが、あってよかった。
関心のある方は、行ってみてくださいね。

娘が、本当に京都へ行ってしまったらどうしよう。
寂しい。
それに、余計な金もかかる。
東京にしておけば、下宿代いらないのに--、と、くだらない考えが過ぎった。
スポンサーサイト
コメント
oriveaさま、おひさしぶり。
そうなんです。
娘が、京都の大学へ行きたいと言い出しまして。
それも、立命館がいいんだって。
オープンキャンパスってものに付き合いました。
ちょうど、祇園祭にぶつかっていましてね、だいぶ疲れました。
大学側も、わざとぶつけているのでしょうね、全国から来る高校生たちに、京都の魅力を堪能してもらうために。

それと、偶然にも、上賀茂神社で牛額草を見つけましてね、幸運でした。

あ、それから、寺町通りのたこ焼き、又行ってしまいました。
九条ネギがたんまり入って、相変わらず美味かった。

今度、京都へ行くときは、又お会いしましょう。
今回は、娘が一緒だったので、恥ずかしくて誰にも言いませんでした。

今晩、新しい歳三の小噺をブログにUPしますので、読んでくださいね。

村瀬彰吾
2006/07/27(木) 13:23 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
お久し振りでございます。
大阪のoriveaです。

やはりお穣サマ 京都の大学へ行きたがってらっしゃるのですね。
親子2代で京にひかれるというのは
よっぽど何かご縁があるのでしょう。
さて 「牛額草」発見ですか!
おめでとうございます。
良かったです。
それにしても
よく見つけたられましたねぇ。
2006/07/26(水) 22:28 | URL | orivea #-[ コメントの編集]
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
    サイトに関してのお問い合わせ(動作不具合など)は管理人までお願いします。
    村瀬へのメールはこちら






リンク
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カテゴリー
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新の記事
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。