村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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日本の100人―――

自分で書いたことは、責任を持たないとね。

ごっちゃンから、コメントをいただいた。その関係の記事を今から書きます。

3月の第2週に、『新選組』の講演を頼まれている。
もう3年も前から、定期的に依頼が来る団体で、日野市内の“生涯現役の会“というところからのものだ。過去に何回か新選組の話は行なっているので、もう僕の話なぞ飽きただろうと思うのだが、そうでもないらしい。
担当者は、「あなたの話だと、集まりがいいんです」と、嬉しいことを言ってくれる。
だから、これから、また、新選組の勉強をしなおそうと、様々な資料をあさり始めた。

ところで、約1年前から、近所の本屋さんから、週間で定期購読しているものがある。本のタイトルは、『日本の100人』と言うA4番より少し大きめの全頁イラストや写真入のカラフルな読みやすいもので、マガジンシリーズと呼ぶらしい。
一時、テレビでも宣伝していたが、今はやっていないようだ。
我が国の歴史上の人物100人を、(多分)ランダムに取り上げて順に載せていくものだが、新選組関係では、近藤さんが既に取り上げられていた。そのNO55が、いよいよ土方歳三で、本日届いたのだ。

既刊の新選組本は飽きてきているし、これは、新選組の勉強をするのには丁度いいやと、じっくり読み始めたのだが、読んでいるうち、なんか、しっくり来ない。
いや、僕はこのシリーズが好きだから、今回だって面白いのだが、僕が自分の本の中で書いたこととよく似ているところが何箇所かあるので、気になりながら読んでいた。
例えば、明保野亭の事件や武蔵野楼の土方歳三なぞだが、僕と同じような関心を持っている人もいるんだ、と思いながら読んでいた。

最後に、[参考図書]というコーナーがあったので、見ていたら子母澤寛の3部作や『新選組異聞』(菊池明)の後ろに、『人間土方歳三』(村瀬彰吾 舞字社)とあった。
なーんだ、そうか。
そうだったのか。
でも、俺って、自分の書いたこと、こんなにも忘れているんだと、内心あせった。原稿を書いていたときは、様々な資料を山積みにして集中してやってたし、それなりに気合ってものを入れてたから、頭が廻っているし練れてもいる。だから、相当なことが記憶されていたんだけれど、今は、自分の書いたことさえ忘れている。
コレハ、ヤバイ。
自分の書いたことは、最低限度の責任があるから、忘れたでは済まされない。
「そんなこと、書きましたっけ」なんて、間違ってもいえない。

恥ずかしながら、自分の本を、もう一度読み直します。
書いたこと、言ったことは、責任を持たないとね。

ついでだけど『日本の100人』ていうマガジン、出版社は横文字で、(株)デアゴスティーニ・ジャパンというところで、定価は560円です。ちなみに、来週の予告を見ると、板垣退助になっていました。
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コメント
「世界の100人」って、あるんですか。
知りませんでした。
僕は、前にも書きましたが、あまりたくさんの本を読む方ではありません。
読む速度も遅いし、同じところを何回も読み返すから、他人の何倍も、読み終わるのに時間がかかってしまう。
だから、あまり本屋とは縁がないのですが、「日本の100人」は、テレビのCMでやっていたので、購読することにしました。
それ以前に「世界ーー」もあったとは。

でも、世界も絶対に必要です。
去年、念願のイタリアに行くことが出来ましたが、これは、僕が高校のとき、世界史を選択していたからなんです。
そこで得た知識から、どうしてもローマ帝国やポンペイの街、キリスト教の文化とか、ルネサンスとかの偉大な文明に触れてみたいという熱い気持ちが醸成されて、いつかきっと行って見ようという欲望が若い頃からあったからなんです。

でも、この「世界史」が、高校の授業から受験対策のためにカットする高校が多かったのでした。
何かが違っている。
「教育」とは、人間を作るところですよね。育てたり、しつけたり、人間として大事なことを授ける。
世界史は、そのために、是非必要です。
とても、勉強になります。

僕は、世界史を勉強した結果、今、最大の悩み事があります。それは、自分が「戦争」ってものを、どう考えるかということなのです。
どうもこうもない。
「反対」したり、「平和」を願うのが当たり前で、考える必要なぞないって言われそうだ。
でも、世界の歴史を勉強すると、人類が誕生して何万年になるか知らないけれど、この間、きっと、戦争のない時代なぞなかったのだろうと思ったりする。
少なくとも、エジプトやギリシャやメソポタミアや中国の古代まで遡って眺めてみても、歴史というのは、どこでもいつでも、小競り合い的な「争いごと」や「戦争」の歴史なのです。

人間とは、どうしてこうも、浅はかで無責任な動物なんだろうと思ったりもする。
だって、この地球上にはおびただしい数の生物が存在していて、みんなが平等に生きていかなければならないはずなのに、人類だけが万物の霊長で優れていて、何をしても思いのままだと思い上がっている。
蝦夷地のアイヌには、この辺りの教えが伝統的にしっかり伝えられていて、獲物でも、人間ばかりでなく、他の動物にも平等に与える発想があるようですね。
だから、川や山や森なぞの自然も汚したり破壊したりすることを厳に戒めている。子どもが川なぞにごみを捨てようものなら、父親からイヤというほど殴られる、と、聞いたことがあります。
僕は、蝦夷地に渡った土方歳三に、このアイヌの教えを会得させた。
そして、あの本の冒頭に、それを歳三自身に言わせました。
「もう、止めにしよう」と。
アイヌの生き方、教えの中に、人間としての行き方の基本のようなものがあると思っていたものですから。
おっと、またまた、話がそれた。

アメリカがイラクに行って戦争(?)をしている。
終わらせたいのだろうが、止まらない。兵力増強。
ますます、おかしくなってきた。
国際的にも、ブッシュ大統領のやり方に批判的だ。
最近では、自国でも、非難されていて、支持率も下がりっぱなし。
でも、あの悪名高かったフセイン政権を倒した。それで、随分とイラクの国民は喜んだはずなのに、どうも、今となっては評判が悪い。

歴史は、どう評価するんだろう。
後、300年ぐらい先になって、今起こっているこの事態はどう伝えられるのだろう。
恐らく、繰り返されてきている戦争の歴史の、単なる1ページに載るだけなのだろう。そう考えると、これから先もズート、戦争は続く。それが人類の歴史なのか?
「戦争」ってものは、どうしても止められないのだろうカーーー。

ご返事を書いていたのに、ブログみたいになりました。
ごめん。

村瀬彰吾
2007/02/19(月) 10:51 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
コメントに答えてくださっていつもありがとうございます。「100人」ホントは興味のある人だけ買おうかと思ってたのですが、結果定期購読しています。

歳三様が出るとは思ってなかったので、うれしかったです。近藤さんが出たのも意外でした。これもうれしかったです。
実は夫は世界史の教員ですが、(前に書いたかな)日本史が嫌いなのです。(夫は「世界の100人」を持っています。)特に新撰組が大嫌い。「新撰組で歴史を語るのは間違っている。新撰組は歴史ではない!好きで自分で楽しんでいる分にはかまわないけれど。」と夏ごろ新撰組の話を語っていた私にビシッと言ったのです。なんだかすごいショックを受けて自分が間違っているのかなあって落ち込んでいました。でもやっぱり新撰組が好きか嫌いかはともかくとっても話はおもしろいし、気になるし、じゃあ新撰組を取り巻く時代をちゃんと考えながら、新撰組FANでいよう。と思ったのでした。だから村瀬さんのお話はほんとにおもしろいです。このブログも本にしませんか?余計なことをいいました。

なので、近藤勇や歳三様が日本の100人に載ったのは私としては意外だったのですが。どう思われますか?こんなところで書くことじゃなかったかな?すいません。

ところで、参考文献にするときって本人の承諾っていらないんですか?素朴な疑問でした。
2007/02/17(土) 16:58 | URL | ごっちゃん #mQop/nM.[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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    村瀬へのメールはこちら






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