村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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テレビ文化に流されることなく

昨年の暮、清水寺のご住職がお書きになった文字が『偽』だった。
今年に入って、日本の株価は更に下落し続け、世界同時株安の中でも我国のそれは最も悲惨な状態である。
今や、日本は、経済で一流とはいえなくなったらしい。一流どころか、国際的に見放されて、日本市場から金が逃げていってしまっていると言うことだ。
何で、日本がこんな国になってしまったのか。

やるせないやら、情けないやらだが、最近の我国のニュースからして止むを得ないような気がする。防衛庁の事務次官の犯した犯罪や国会での嘘の証言をはじめ、食品会社から始まって最近では製紙会社までリサイクルの紙質の配合率まで偽っていたとか。これは、最近悪いことをしたというより、今、発覚したというべきだろう。
尤も、年金の嘘や間違いは近頃では日常茶飯事のことで、厚生労働大臣が大見得切って「改める」と発言しても、ちっとも直っていなくて、それどころか、再び年金特別便とかいって、みっともない通知を出して送りなおすのにまたまた2億円近くの金がかかるらしい。もう、何百億、何千億の金を浪費している年金だから、いまさら2億ぐらいどうってことないのかもしれないが、外国が、信用できない国として烙印を押してしまっても仕様がない。

ところで、僕は、小さい頃からテレビを見て育ってきたから、テレビの威力はよく知っているし、その影響力は選挙まで左右してしまうほど、国民生活に大きく関与していると認識している。
なにせ、あの『三丁目の夕日』の漫画本が好きで、何年か前からよく読んでいた。だから、映画になって、皆さんが懐かしがるのはよくわかる。最近では、20歳前後の若い人たちが、「昭和30年代に生まれたかった」なんていう発言までも飛び出している。

あのドラマに出てくる小学生と、僕は同年代である。うちにテレビが入ったのは、皇太子殿下が美智子様と結婚するときだった。あの時、テレビを初めて買った家庭がとにかく多かったらしい。
あのときの美智子様はとにかく美しくて優しくて控えめで、子供心に「素敵な人だなあ」と思ったし、他の子供達も同じだったに違いない。その後もズーっと、美智子妃殿下は僕ら日本人の女神のような存在で数十年やってきたように思う(最近、体調を崩されて心配だが)。
民間では、吉永小百合さんかな。
どちらにも共通しているのは、多くの日本人たちが、私たちを優しく包んでくれる菩薩のような存在に思って来たに違いない。だから、どんな主義主張も超えて「賛成」する人が多いのであった。
こうした感情も、テレビから受けた影響かもしれない。

でも、昨今のテレビ番組には、呆れるものが相変わらず多い。
ああゆうバラエティー番組全てが悪い、と言っているのじゃない。僕だって、お笑いは大好きだ。
とにかく、毎日、どこのチャンネルでも、殆んど同じような「バカ」番組だらけなのに腹が立つのである。
「芸で笑わせるのが芸人なんです。無芸で笑われるのは、芸人の恥」と、いった人がいる。でも、今は無芸で“おバカ”が売りになっている。

伸助さんが火付け役になっていることが多い。
あの人の才能は、お笑い芸人の中でも群を抜いているのは認める。だから、ファンの多さも半端じゃないはずだし、僕も好きである。だから、勿論、視聴率も良い。
そうだから、あの人の司会する番組から既に一人の弁護士が国会議員になったし、今ももう一人が知事選に立候補している。

宮崎県の知事はお笑い上がりで、とにかくその支持率は、なんと90%を超えていると言う。あの小泉さんでもそこまでは行かなかった。
異常である。
正常ではない。
これら、すべてがテレビの影響である。
怖い。

我等日本人は、良いとなると一斉にそちらに流れる傾向がある。
「ちょっと待てよ」がないのである。
今、宮崎県知事を批判したら、非国民みたいに言われそうだ。
でも、あの人、『徴兵制』を復活させよと、いっている人だよね。
その彼が、新しい政治団体を旗揚げすると言う。みんな支持するのかなあ。
もっと、僕ら、流されることなく、冷静さが欲しい。
もっと、テレビを批判してもいいのでは。

次回は、『江戸時代のリサイクル』を書きます。
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コメント
演芸場ですか
絵美子さんが、”ブクロ”の演芸場にですか。
それは、意外でした。

テレビはニュースと時代劇ですか。
僕と似ていますね。
先週からNHKで「鞍馬天狗」が始まっていますね。
僕は、アラカンの鞍馬天狗で育ったようなものだから、兎に角大ファンなのです。
絵美子さんは、嵐寛十郎の鞍馬天狗は知らないでしょうね。僕ぐらいの年代でないと、映画も見たことがないかもね。
でも、必ず、一回は見てね。
ビデオ屋で借りてきてまでも。
サイコーに格好いいですよ。あの頃の時代劇スターって、皆イケメンです。
それも半端じゃない。
もし、アラカンのがなければ、『新選組血風録』の第1話を見てください。東映の看板女優の丘さとみの父親役で出演しています。確か、”虎徹という名の剣”というタイトルがついていた記憶があります。

長谷川一夫にしても田村正和の親爺の阪妻にしても、北大路欣也の親爺の市川歌右衛門にしても、みなさん、すごい色男です。
現代劇だって、加山雄三の親爺の上原謙にしても佐田啓二にしてもみんなだ。

ところで、その鞍馬天狗ですが、幕末が舞台で勤皇側に組して新選組をバッタバッタと切り倒す。
それも、正義の味方だから、あの頃、鞍馬天狗が白馬にまたがって子供の杉作を助けに行くシーンなぞは、昔の子供たちは一斉に拍手したものだった。
勿論、悪者は「新選組」。

今回のNHKの木曜時代劇も、そのような設定になっていますね。今日がたまたま2回目で、さっき見たばかりなのだが、新選組を余程悪く書いていますね。
僕らの年代では、鞍馬天狗を見て新選組の存在を知った人が多いはずです。
だから、みんな、悪者だと思い込んでいます。

今度のドラマの時代考証は、なんとまた、あの『新撰組』と同じ、山村竜也さんです。
アレだけ、新選組を悪者に仕立てるのは、度胸がいい。きっと、新選組ファンからは、抗議の嵐であふれるのではと思います。
裏切者と。
2008/01/25(金) 00:03 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
最近「寄席」によく行きます。
私が子どものころ、うちでは、夜、面白いテレビ番組がないと、「落語」のテープをかけて、家族で聞いていました。
だから、決して「通」でもないし詳しくもないのですが、落語は以前から大好きです。
寄席ののんびりしたテンポが性に合ってるみたいです。
テレビはとにかく騒々しくて、何が面白いのかわからなくて、さっぱり付いていかれなくなってしまいました。
あの全てにおいて、直接的で露骨な表現も苦手です。
仕事帰りに「池袋演芸場」に寄って、おせんべい食べながらニタニタ笑ってます。
テレビは、ニュースと時代劇くらいしか見なくなってしまいました。
テレビっ子だった時期もあったんですけどね・・・
2008/01/24(木) 07:49 | URL | 絵美子 #-[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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