村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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栗塚氏と会うのは、いつも南座前のステーキ屋だ

2月3日

 昨日の晩、栗塚さんから電話があった。
 そう、そのとおり。「血風録」「燃えよ剣」で土方歳三を演じたあの栗塚氏です。約2年前から、親しくお付き合いさせていただいているのだが、たまに電話が来る。
 一番最後に会ったのは、昨年の「新選組フェスタ」のフィナーレだったから、10月31日だった。その晩は立川のホテルに泊まっていただいたが、私もお付き合いした(誤解なきよう)。
 京都では、お世話になった方々も多いので、小説「人間土方歳三」が出来上がったら、持参して、お礼に行かなければならない。京都府観光課、宮川町の置屋、四条大宮商店連合会の理事長、国立博物館の学芸委員、京都市観光課、その他大勢。そして栗塚さんだが、このお人と会う場所はいつも決まっていて、南座の前のキッチン「宮田」だ。
ここはステーキ屋だが、ちょっと見には飲み屋風だ。ここの親父の焼くステーキは絶品だ。たいして高級な肉を使っているとも思われないのだが、ソースもいいのだろう、実に美味だ。
東京の銀座辺りで、昔風のレトロなレストランが最近人気だが、ああゆう系統の味で、伝統的な日本の京都版洋食だ。それとハンバーグも美味い。店は広くてカウンターだけでも20人は座れるだろう。コースで出してくれるので、何がいくらだか未だにわからないが、飲んで食っていつも5000円だ。
 親父さんの話しはいつも面白くて、私はつい聞き入ってしまうのだが、栗塚氏とは昔からの知り合いらしい。もともとは映画関係の仕事をしていたらしく、その手の話が実に興味深く、京都の映画界の裏話が聞ける。嵐カンさんはどうだったとか、市川右衛門は、知恵蔵は、錦之助は、ひばりはみたいに。
高倉健、あの人の例のやくざ路線だが、京都のあちこちでロケをするときは、関西方面のその筋の方々が集まってきて、交通整理から、撮影のための裏方さんを買って出て、様々な手助けをしてたそうだ。
本物のヤクザが、映画をお手本にして、「ああなりたいものだ」と、自分たちのあり方を勉強している話しは面白かった。元禄時代以降の武士たちが、大石内蔵之助を始めとした赤穂の浪士たちをお手本に、武士道のイメージを描いたのと似てないか。
ここの店は9時過ぎに行くと、南座の公演がハネた俳優さんたちが食事に来るので、結構有名人に会える。

 私の「人間土方歳三」の原稿が書きあがったのは、昨年9月の初めだったが、いち早く原稿をお送りしたのは栗塚旭さんだった。3日後には連絡が入って、「感激した」「泣けた」といってくれた。このお言葉で、自分も出版しようという決心がついた。

 「血風録」「燃えよ剣」全巻のDVDが当家にあるので、たまに見る。その度に感激する。原作が善い、脚本が素晴らしい、演出もいい、音楽もいい、キャストがまたいい。なんて素敵な作品なんだろうと思う。
 彼とはあまりに親しくさせていただいているので、まさかあの歳三役のすごい人とは思えないなあといつも感じているのだが、幸福にも、現実だ。
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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