村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

日野の豊田駅で、津波被害の募金活動を行った

2月5日

 今年の冬は、てんで寒い。
ここのところ、裏日本一帯は連日の大雪で大変だ。特に、昨年地震で大きな被害をこうむった新潟地方の人々の生活ぶりは、テレビで見たのだが、気の毒を絵に描いたようで、心が寂しくなる。
 あの、屋根からの雪下ろし。半端じゃない。お年寄りがやっている姿が目に付くが、おっこって死んだというニュースは毎年のように聞く。
ああゆうの、
雪下ろし専門のボランティアって駄目かなあ、と思ったりする。
全国の若者たちで、その気の人たち結構いるんじゃないの、と思ったりもする。一人じゃ危険だが、チームでおこなえば効率も良いと思うが……。
募金して、お金を集めるのもいいけど、雪下ろしをしてあげれば、あの地方の人たちは随分と助かるんでは、と思ったりして。
でも、こういう手の事を言うと、大概、
「じゃ、お前が、まず行けばいいだろう」と言われそうな気がして、滅多なことは口に出来ない。
「俺は別だ」なんて言ったら大変な事になる。周囲の顰蹙をかってしまい、却って、「言わなかったほうがよかった」なんて反省が読めるからだ。
毎年、1回は雪かきしなければならない大雪が東京の日野あたりでもあるが、職員たちで市役所の周りをシャベルでかいたことがあった。2時間程度のことだったが、デスクワークばかりの自分には応えて、3日は腰が痛かった。

 つい、先月の末、日野市内のJR豊田駅で、昨年暮れに起こった未曾有の津波災害援助募金活動を駅頭で行った。
朝、6時起きで。
その日は夜半からの雪で、手はかじかむし、寒いのなんのって。
 朝の忙しいのに、果たして、募金してくれる人がいるのかなあと、心の中でそっとつぶやいていたのだが、これが驚くことに、随分と集まった。
ああゆうのって、最初「お願いしマース」と声を出すの恥ずかしいけど、3回くらいやると、変に自信がついてしまって、そのうち、隣の仲間よりもっといい声出して振り向かしてやる、というような闘争心まで沸いてきて、一種、恍惚状態に入ったりするのだ。
 通勤、通学で皆さん走っているのに、わざわざ足を止めてハンドバッグを開けて、下のほうに入っている財布を取り出して、カンパしてくれた。一人や二人じゃなかった。小学生や中学生もいた。職人風のお兄さんもいた。俺は、果たしてカンパするだろうかと思った。呼びかけながら、恥ずかしながら自信は無かった。
みんな、お金持ちの人かといえば、むしろそういう風には見えない人のほうが、カンパしてくれた。なんか、目頭が熱くなってきた。  
でも、こういう募金って、本当に困っている人たちのところにまで届くのだろうか、という不安はいつもある。
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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