村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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京都ツアーのことを考えていたら、藤山寛美のことを思い出してしまった

藤山寛美という喜劇役者がいた。
もう亡くなってから何年になるだろう。15年か20年ぐらいにはなるのかもしれない。
この希代の役者は、100年に一人出るか出ないかの名喜劇役者で、その舞台を見た人は、その名優ぶりに誰もが取り込まれていったに違いない。

僕は東京生まれの東京育ちで、落語は古今亭志ん生や圓生、志ん朝などが好きで、どうしても関西系のものは好きになれないのだが(漫才は別)、藤山さんの舞台だけは格別だった。
あれは芸を超えて、芸術であった。
まったくの上方モノなのだが、あの笑いと涙の入り混じったストーリー、演出には我を忘れて食い入るように舞台に集中していたものだ。

東京で公演が行われるときは、大概、新橋演舞場だったように記憶している。
よく一人で演舞場に出かけた。
あるとき、その時が真夏だったのか、上下とも白ずくめの派手な服装で僕の隣に一人の男が座った。
超満員のお客が笑い転げているのに、その男だけは一人しらけていて、笑いもしなければ泣くでもないし、申し訳程度に、付き合いで拍手をしていて、いやな奴が隣にきたもんだと思ったことがあった。

どんな面をしているのか、そっと横を向いて顔を覗いてみた。
眉毛の下にでかいほくろのようなものが見えた。
『何だ、たいした奴じゃないのに、気取りやがって』と、そのときは馬鹿にしていた。
後で、休憩のときに、その男とまたトイレであった。
今度は正面から顔を確かめた。
「えっ!」
びっくり。
『渥美清』じゃねえか。
へえー、なんで。
そうか、彼も藤山さんの芸をそっと盗みに来ていたんだ。だから、笑うどころか、徹底して笑わせ方の研究をしていたんだ。
あの寅さんの、ちょっとした仕草、独特の間。
渥美清ならではのものだったが、もしかして藤山寛美の芸から来ていたのかもしれない。

その寛美さんは晩年、その日の演目を決めないで、お客さんからアンケートをとって、一番多いのを演じていたことがあった。
東京でも寛美さんのファンは勿論大勢いて、皆さんテレビなどでしょっちゅう見てよく知っているから、「あれがみたい」「これがみたい」とリクエストが結構多いのであった。
歌の世界で例えれば、美空ひばりみたいなもので、あの人も100年に一人の大歌手といえると僕は確信しているのだが、そのひばりの歌のリクエストを当日にすると思えばいい。
でも、歌なら簡単だが、舞台の演目である。リクエストによって決めるなぞ、考えられないではないか。
でも、彼はそれをやってのけていた。
兎に角すごい人で、早死してしまったのが、なんとも惜しい。
でも、娘さんが後をついで活躍している。
藤山直美さんだ。
この人も、特に最近、お父さんに似てきていて、素晴しい俳優さんに成長している。あのとぼけた仕草、だんだんと名優の域に達してきている。
関西に行くと、タイガースに匹敵するほど彼女は市民権を得ている。そのくらい、地元で支えられているのだ。

さて、本題に入る。
『新選組京都ツアー』だ。
どうだろう、皆さんのアンケートでやってみては。
リクエストを取ってみたくなった。

例えばこんなふうに。
好みのものに○をつけて
1テーマ
  (人名)好みの人を書いてもいいです
清河八郎、芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、その他の隊士(          )

  (出来事)好みの出来事を書いてもいいです
清河の演説、芹澤の暗殺、8・18クーデター、色街の隊士たち、池田屋事変、明保野亭事件、禁門の変、第1次長州征伐、近藤の江戸行き、伊東甲子太郎一派の入隊、山南敬助の切腹、土方歳三の江戸行き、山崎丞の日記、石田散薬製造、河合嗜三郎の死、松原忠司の心中、三条河原表札事件、伊東派の離脱、幕府直参へ、油小路事件、大政奉還、坂本龍馬暗殺、天満屋騒動、王政復古、近藤狙撃事件、鳥羽伏見の戦、
その他(            )。
      
2行きたいところ
 いくつでも○を
  壬生辺り(壬生寺、八木邸、前川邸、新徳寺、光縁寺)、島原(角屋、輪違屋)、池田屋跡、三条大橋、南座、三条縄手、木屋町先斗町、祇園、八坂神社(円山公園)、宮川町、長州藩邸跡(ホテルオークラ)、幾松、二条城、西本願寺、守護職跡、金戒光明寺、伏見辺り、淀辺り、橋本八幡、大阪城、その他(        )。

3どちらかに○を
①京都駅集合グループ
②東京駅集合グループ

4予算(京都までの交通費は別で、京都滞在で必要とするすべての経費)
  京都市内で1泊
  どこかに○を
① 1万円以内
② 1万5千円以内
③ 2万円以内
④ 2万5千円以内
⑤ 3万円以内
⑥ 3万円以上でもよいから、満喫できる内容で

5日程(すべて土日の設定)
 どこかに○を
① 10月29・30日
② 11月 5・ 6日
③ 11月19・20日
④ 11月26・27日
⑤ 12月 3・ 4日

アンケート募集については、管理人さんがフォームを作ってくれるので、改めてお知らせいたします。
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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