村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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京都新選組ツアーの中間報告をいたします

このツアーは、皆様のアンケート結果に基づいて企画したものなのだが、最初の意図と実際の募集は変わってしまった。

アンケートでは、島原に行きたい、花街で遊んでみたいというのが多かったので、思い切ってその線に沿って考えてみたのだが、募集に入ったら、意外や応募は少なかった。
だから、今度は規模縮小で再募集した。
といっても、2日間のコースの中の輪違屋さんだけをはずしただけなので、まだ、豪華版には違いない。
新徳寺から始まって光縁寺で隊士の供養、勿論八木邸は行く。
輪違屋はなくなったが、誠の湯で一風呂浴びたあとは、その場で食事をしながら宴会だ。
そのまま、皆さんと新選組トークに入る。
今回の申込者は、京都で思い切り新選組を語りたいという人が殆んどだ。
だから、この宴会は相当盛り上がるだろう。

また、参加費用を3万円台におとしたので、そして色街をはずしたことによって、参加できる人が出てきた。
今のところ、まだ申し込みには間に合うので、その気のある人は急いで欲しい。
この時期、追加は一切出来ないという。
京都でも、トップシーズンだからだ。

2日目は、保津川下りと嵐山で湯豆腐だ。
湯豆腐は、京都では何処でもあるから、何もあえて嵐山でなくても、と思われるかもしれないが、理由がある。

僕の本では、死を決意した山南敬助が、雪の嵐山で湯豆腐をすすりながら総司と語ることになっているからだ。
勿論、この部分は創作なのだが、実は、白状すると、このシーンはあの新選組血風録からきている。
司馬遼太郎というよりも、結束信二さんの脚本にあるあの情景である。

アレっと、
あれは血風録ではなくて、『燃えよ剣』だったかも。何だか混乱してしまった。
でも、あの辺りの映画のワンシーンが僕の脳裏に焼きついていて、山南さんは脱走なんかするわけがないっていう以前からの信念というより僕の信仰みたいなものと絡み合って、『渡月橋の花嫁』っていうフレーズが出来上がった。
このツアーに参加される方には、是非、あの部分を読み返して京都にやって来て欲しい。
そして、山南さんと総司について、熱く語ってほしいのだ。
光縁寺で、山南さんをはじめとした隊士たちの供養はするのだが、真剣に二人の仲を振り返ることこそ、真に二人への本当の供養になるはずであるからだ。

日野の佐藤家に、総司の数少ない手紙があるが、慶応元年三月20付けの彦五郎宛のものに、『山南兄』の死を伝えている。
土方歳三も近藤さんも、多くの手紙を残しているが、まったく山南の死について触れていない。
ずるいというより、触れられない事情があったに違いない。
それを考えてみるのも面白い。
総司のその手紙は、土方歳三が江戸に向かって、直接彦五郎に届けている。
歳三は、自分の手紙には山南さんのことは残さなかったが、彦五郎には口頭で説明したに違いない。

二人の考え方、意見の違いは、以前から、彦五郎は知っていたはずであるが、このような結果は、起こってしまったこととはいえ、日野あたりで慕われていた山南の死であり、彦五郎をはじめ日野の山南(三南)支持者には、落胆は大きかったに違いないのだ。

壬生辺りでも、親切者は山南と松原忠司だと子母沢作品では伝えられているほどなので、何処へ行っても人格に優れていた山南は慕われていたはずなのだ。
その彼が、切腹した。
脱走なんて、武士にあるまじきことは、彼はしないのだ。
僕がそのように決めつけている。
子母澤さんや司馬さん、三谷さんまでが『脱走』としているが、僕は違うと思っている。
参加者の方々とは、この辺りも徹底してお話してみたい。
何だか、今からぞくぞくしてくる。
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コメント
かえさま、ツアー楽しみですね。
かえ様は、確か、大阪からのご参加でしたね。
それに、当日までに、本も読んでいただけるとのことで、早速のご注文、ありがとう。
420ページもあって、ちょっと長いけど、秋の夜長には丁度よいかもしれません。
今回申し込みなさった方の中には、かえ様のように本をお読みになってからのご参加が多いのですが、昨日もらったメールには、一晩で読みきった人がいました。
すごい集中力なのですが、それでいて、最後のほうの『流山慕情』『空蝉』で、涙を流されたそうです。

かえ様がお読みになったあと、京都で感想聞くのが楽しみです。

それから、この場をお借りして、申し訳ないのですが、参加される方々への通知が遅れています。
今、僕が一人で、鋭意作っていますので、今しばらくお待ちください。
結構大変なのです。
正直言って、アシスタントが欲しいです。
でも、僕のプライベートツアーなので、仕方ありませんね。

20名分、ホテルを確保しましたが、それ以上は無理でした。
何せ、トップシーズンなので。
今19人の申し込みなので、あと1人で締め切りです(10月11日)。

これって、ブログで書かなきゃいけませんね。
早速そうします。
2005/10/11(火) 19:11 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
一人ですが参加します☆
村瀬さんにはご連絡して、すぐにご丁寧なお返事どうもありがとうございました。
今日の朝、代金を母に頼んで振り込んでもらいました。
今回初めての参加になります。
しかも、私は大阪なので京都からの参加になりますが、よろしくお願いします♪
すごく楽しみです。
ツアー参加の皆様、一人で京都からの参加の25歳の女は私です!
これから本も読んで少し勉強します。(遅いんですが・・・汗)
2005/10/11(火) 14:12 | URL | かえ #-[ コメントの編集]
もみじ狩りでもみじまんじゅう
あ~るです。度々どうもです。
村瀬さん、代金の件ありがとうございました!もみじまんじゅうを携えて、京都に向かいます!
「もみじ狩り」で「もみじまんじゅう」ってのも洒落ていいですねー。
楽しみです!
2005/10/01(土) 23:38 | URL | あ~る #lf7yvxRA[ コメントの編集]
ままこっちさん、予習ですか。
その予習とは、ご夫婦がではなくて、ちびちゃん(4歳)がしている?
清河の予習とは参った。

あの子に、石田散薬作りに参加したお姉さんが、会うのを楽しみにしていますよ。
京都での再会を、お楽しみに。
2005/10/01(土) 22:43 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
あ~るさん。もみじまんじゅう美味いよね。
何だか要求しているようで、でも、京都でもみじまんじゅう、みんなで食べたいね。

勿論、前回の振込分でOKですよ。
今回のツアー、偶然でしょうが、瀬戸内海をはさんだ地方からの参加が多いですね。
大いに楽しみにしています。
2005/10/01(土) 22:33 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
ノルンさま、ここでは初めてですね。
今回のツアーは、過去に、私の主催する何らかの催物に参加された方が多いですね。
ノルンさんは、昨年、日野市の新選組フェアー実行委員会が主催した『新選組ツアー』に参加されたのですよね。
僕と一緒に、日野の新選組巡りをした。

四国の確か、宇和島。
といえば、伊達宗城。
滅多にこの地方の方とは懇意になる機会はない。だから、とっても大事にしたい。

幕末に、伊達宗城という人は宇和島藩の藩主で大変な賢人なのだが、意外と知らない人が多い。
僕だって、そう多くを知っているわけではないが、あの村田蔵六を招聘したことで有名だ。蔵六は、長州の人だが、医者だった。大坂の緒方洪庵塾出身だ。
なのに、蒸気で動く軍艦を作らせるために、宗城は彼を宇和島に呼んだのだ。
村田は、あのシーボルトの娘のおいねさんに語学を教えた人でもある。
そして、日本で初めての蒸気軍艦を作った。

村田は後の大村益次郎である。
西郷が勝海舟と江戸城無血開城を慶応4年4月11日に行なった後、軍事的実権は薩摩から長州の大村に移ってしまった。
そして、見事に上野の彰義隊を半日で蹴散らした。

幕末の賢侯といわれる人たちは、己だけではなく、必ず見事な若者を見出している。
薩摩の島津斉彬は西郷を、越前の松平春嶽は橋本左内を、土佐の山内豊信は坂本といいたいが、これは違う。
だから、僕は豊信は偉大なるお殿様には数えない。

おっと、ノルンさんのコーナーなのについ、僕のブログになってしまった。
そのくらい、宇和島というと、歴史を感じるんですよね。
今度の京都では、新選組一色で行きましょう。
2005/10/01(土) 22:25 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
参加します!
輪違屋行きが消えてしまったのは残念ですが、新選組について村瀬さんや参加者の皆さんとディープにお話しできることをものすごーく、楽しみにしています。もみじまんじゅうと平清盛ゆかりの世界遺産がある県から参加します。よろしくお願いしますーっ!
PS:村瀬さん、参加費は前回振り込んだ分から…とコメントでお願いしてありますが、可能でしょうか?
何でしたら、あらためて振り込みますが?
2005/10/01(土) 21:57 | URL | あ~る #lf7yvxRA[ コメントの編集]
我が家も参加します
村瀬さんにはご連絡済みですが、我が家もダンナ、私、チビッコ(4歳)の3人で参加させていただきます!
村瀬さんはじめ、石田散薬Aコースでご一緒だった皆様、はじめましての皆様、何卒よろしくお願いします!楽しみにしています。
チビッコは普段入れない新徳寺訪問にむけて、既に清河八郎について大河DVDで予習中(苦笑)です。。
2005/10/01(土) 20:44 | URL | ままこっち #-[ コメントの編集]
参加します!よろしくお願いします^^
休みも代わってもらえ、昨日代金を振り込みました。
去年の「日野市新選組フェア」のツアーの時と同じく、高1の娘と四国より参加します。
準備など色々お手数をおかけします。今からガイドブックや時刻表を眺めてワクワクしています。
京都駅集合なので、新幹線の中で村瀬さんのお話が聞けないのが残念です。

ツアー参加の皆様、男の子みたいな娘を連れた太めのオバサンが私です(^^;; 2日間ご一緒させていただきます。よろしくお願いします<(_ _)>
2005/10/01(土) 19:22 | URL | ノルン #eRxyZ0ZU[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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