村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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土曜スタジオパーク、耕史君久しぶり。相変わらず、爽やか。でも、久方ぶりに、土方歳三の心境に触れることになってしまった

土曜スタジオパークのビデオを友人が撮っておいてくれたので、早速見てみた。
久しぶりで、山本耕史を拝見したが、相変わらずさわやかな印象を与えてくれた。
そして、以前と変わらず正直もんに思えた。

あの「誠」の旗、破れちぎれて無残に見えたが、余計に欲しくなった。
25日にNHKに行くが、どうにかならないものか。

耕史君が番組の中で言っていた。
「前のときは、ぐっさんなんかと撮影の合間に冗談話などしていて楽しかったが、今回はみんな死んでしまっていて、僕一人で大変寂しかった」と。
そして、「本物の土方さんも、寂しかったに違いない」
う~ん。
そうだろうね。間違いない。

でも、僕はちょっと違う。
実際の土方歳三は、京都時代から一人ぽっちだったに違いない。
ズーっと寂しい想いをしてきた。
耕史君は慎吾君やぐっさんや堺君などと、友好的にお話できたり、酒飲んだり出来ただろう。
本物は、新選組最盛期にあっても、独りぽっちだったと思っている。
一緒に酒飲んでくれる人なぞ、近藤しかいない。
たまに、総司や源さんが気を使って誘ってくれるぐらいであった。
ミーんな、土方歳三を避けた。
怖くて目も合わせられなかったのだ。
否、むしろ、自分からそう仕向けた。
簡単に、隊士たちと会話を交わすなどはしてはならないことなのだ。
ソレが、新選組の副長の威厳であり、恐怖なのであった。
これが必要だった。
この恐怖が、新選組を強くした。
その恐怖が、幕末京都の街を震撼させた。
ソレを土方は演じてきた。
だから、新選組は徳川の最強軍団になりえた。
土方歳三だって、時には息を抜きたい。
だから、宮川町に通った。
八千穂がいた。

僕は、このように考えてきた。
歳三は終始、気の休まることなぞなかったのだ。
常に、硝煙の中に身を置いてきている。
そうでしか、生きられなかった。
ふるさとを捨て、京都にも江戸にも何処にも行くところがなくなっていた。土方には、戦うしか遺されたものはなかったのである。

時代の節目には、いつも、流れに逆らう若者達がいた。
新しい時代を気づこうとする一団と、既得権益を守ろうとする一団の衝突である。
どちらも、一命をとして必死に戦った。
そして、多くの男たちが死んでいったのである。

僕ら男でも、ロマンを感ぜざるを得ない。
女性なら、余計だろう。
今、新選組を支えているのは、80%以上が女性ではないかと思えてならない。
日野にやってくる新選組のファンの多くがそうだし、京都でも函館でもそうに違いない。
そして、今度の京都ツアーも、ヤッパそのような構成になっている。

現代の女性たちが、何故、幕末の男たちに魅力を感じるのであろうか。
ソレは、現代の男たちに原因があるのかもしれない。
この辺り、京都でじっくり話してきて見たい。
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コメント
あ~るさま、出雲へ行ったの
出雲へいらしたんですか。
僕も2度ほど行きましたが、あそこは実に、神秘的な土地ですね。
ホントニ神ってものがいる感じ。
すべての神様があそこに終結するんですってね。
10月に。
神様がいなくなってしまう。
だから、神無月っていうんだって。
誰かが言っていたのを思い出しました。

新選組。
僕も3年前までは、幕末の暴力団扱いしてましたよ。
でも、今の暴力団とは違う。
彼らの青春だったし、忠誠、命、生き方そのものだった。
一緒にしたら、かわいそう。
2005/10/24(月) 22:21 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
大河を見るまで知らなかった新選組
連投失礼します。
先日、出雲大社に参拝して来たのですが、大社を包むように流れている2本の川に大量のミゾソバが繁茂しているのを見つけました。出雲大社を介して背後にある禁域の山(一般人は勿論、神職も入らない)と人界をつなぐ、聖なる川です。
これで石田散薬を作ったら、さぞかしよく効きそう…。

ところで私、大河ドラマを見るまで新選組のことは何も知りませんでした。3年くらい前、ミュージシャン某と話をすることがあって、彼が「今、新選組にはまっててねぇ。青春だよね~」と言ったとき、頷きつつも内心では「人斬り集団のどこが青春だよ?」と毒づいてたんです。が、今なら!今なら、暑苦しいくらい「そうですよねっ!」って語りまくるのに。残念っ!
思うに、夢と理想を抱いて京に上り、使命感と忠誠心でもって、時に自らを切り刻みながら働いたのに、ああいう結末になってしまったことへのやるせなさが現代の私たちの心を捉えて放さないのでは、と思います。
歴史を俯瞰できる私たちは「こうすれば、ああすればよかったのに」と言えますが、渦中の若い集団である彼らにそんなことが見えるわけもなく。そういうもどかしさ、じれったさに加え、歴史で習った維新が習った通りの「正しき革命」ではなかったことへの驚き・憤懣も新選組という若くて短命な組織に多くのひとを惹きつける要因になっているのでは。なにより、隊士の一人一人の顔が見える生き生きとしたキャラクターが魅力的です。…というようなことを、京都でお話ししたいです!
長々失礼しましたっ!
2005/10/22(土) 00:56 | URL | あ~る #lf7yvxRA[ コメントの編集]
かえさま、ありがとう。
そんなに僕の本を期待してくれていたなんて、裏義らなければいいのですがーーー。

当日までに、お読みになればよいのですから、じっくりお読みください。

楽しみですね。
2005/10/22(土) 00:25 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
村瀬さま本届きました!
こんばんは~☆村瀬さん
今日10/21の朝に本が無事に
届きました!!
仕事に行く前だったので、行きしなに電車の中で早速読み、休憩中も読み・・・。
でも、まだまだ時間が少しかかりそうですが・・・(汗)

とても楽しみにしていた本だったのでスゴク嬉しいです。
ツアーまでに出来る限りいっぱい読みたいと思っています。

土スタは私も拝見しましたが、
ボロボロの旗がスゴク切なくなり
ました。

何だか、村瀬さんの本少ししか読んでいませんが、私の中での土方さんの印象が変わりました。
大河ドラマから入ってるから余計にそう感じるのだと思うのですが、これから読むのがとても楽しみです!どうもありがとうございました☆
では、ツアーで!!
2005/10/21(金) 23:27 | URL | かえ #-[ コメントの編集]
あ~るさん、同感
そう。
僕のブログと、入れ違いにあなたのコメントが入ってきたのかもしれませんね。

あのぼろぼろになってしまった「誠」の旗。印象的ですね。
土曜日のスタジオパークを見た人はわかるのですがーーー。

僕は、実際にスタジオの中に入って、すべてのセットを見てきましたが、今はすべてがすっかり片付けられてしまっていることでしょう。
そして、無残にもすべてがばらばらに解体されているはず。
でも、残骸は、多分、うちの歴史館にーーーというシナリオなのですが、果たしてどれほどのものがみられるか、期待していてください。
このやり取りを読まれている方々すべてに対しても、僕の責任を果たしたいのだが。
2005/10/21(金) 23:11 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
    サイトに関してのお問い合わせ(動作不具合など)は管理人までお願いします。
    村瀬へのメールはこちら






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