村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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“My funny BALENTINE”、ロッテとタイガースは、真剣と竹刀の差か

日本シリーズは久々、ロッテが優勝し、米国のワールドシリーズでは、シカゴのホワイトソックスが何と88年ぶりにチャンピオンになった。
とにかくロッテが強い。
第1戦が10-1で霧のため、コールド。
第2戦が10-0
第3戦が再び10-1
第4戦のみ、接戦で3ー2。ロッテの4勝0敗で終わった。
トータルの点差では、33-4だ。
こんな差が、この両チームにあったのだろうか。
さまざまなメディアで、論評があったことだろう。

僕は小さいころから野球少年だったから、もちろんかぶりつきでこの模様を見ていたのだが、だから40年以上、日本シリーズを見てきたが、こんなつまらないのも珍しい。
ロッテが強すぎたのか、タイガースがだらしがなかったのか、原因なぞわかるはずもないのだが、でも、どこかに求めたくなる。
一般的には、ロッテの『勢い』が勝ったという論評が多いようだ。
そして、タイガースの優勝が決まってから決戦までが長すぎて(3週間もあった)、調整がうまくできていなかったと。
セ・リーグで優勝したあと、タイガースの面々はきっと、いろんな連中に誘われて、今日はミナミ、明日は祇園などと付き合っていたのではないだろうか。
勿論、来るべく日本シリーズのために練習はした。
だが、ソレは練習でしかない。
ソフトバンクと『真剣』で死闘を演じてきたロッテナインとは、竹刀と真剣の差があった。
あの金本や今岡が、ぜんぜん自分のバッティングをさせてもらえなかった。カルーく手玉に取られていた。第2戦のロッテの投手、渡辺のアンダースロウに対して、全く手が出なかった。あそこまで、だらしがなくなってしまうものか。
タイガースの研究不足、もしかしておごりもあったのか。
むしろ、バレンタインに徹底的に研究されていた。あの監督、情報の分析に優れているのではないだろうか。
“My funny BALENTINE”

タイガースに同情する余地も、あるのかもしれない。
が、あのシリーズを見ていると、実力的にロッテの方がはるかに勝っていたと思うしかどうしようもない内容だった。

投手力にしても、打力にしても守備しても、すべてにロッテが勝って見えた。
ロッテの選手たちはタイガースの選手と比較すると、総じて若い。そして、はつらつとしていて、迷うことがない。ごく自然体で普段着の野球が出来ていたように思える。

物事、本番を控えると、大概は緊張する。
僕は、若い頃からジャズを演奏してきたから、随分とステージに上がってきた。年に一度の演奏会などを控えると、本番直前、ソレはソレはあがるものだ。
その緊張は適度であれば、思いもかけないほどよいほうへ結果が出たりする。練習のときに出なかったフレーズが、意外や、本番で出たりすることがある。逆に、緊張が過ぎると、普段の実力を全く発揮できないまま、あれよあれよと言う間に、本番が終わってしまったりする。

ロッテのバレンタインという監督、選手のよさ、長所を伸ばしてやることにかけては、超一流らしい。
決して強制はしない。
失敗しても責めない。
何処がいけなかったか、反省する。
選手の自主性に任せる。
すると、選手たちは工夫し始める。ソレが、個性に発展する。
軍隊式の上意下達方式は、日本のチームの得意とするところだが、岡田阪神はまだ若い監督さんだけど、大リーグ上がりのチョコレートにやられた。
今回は、夫々の選手の力量を十分に発揮できるよう、長所を引き出すやり方が勝った。

土方歳三の選手(隊士)起用法はどうだったのだろうか。
これまでは、鬼の副長として、徹底的に押さえつけ、規律でしばるやりかたで通したと思われてきている。
でも、僕は少し違ってみている。
土方歳三の価値は、函館まで戦い続けたところに求める人たちが多いのだが、僕は絶対に京都時代の土方歳三に価値を求める。
ソレは、土方歳三が人間(隊士)の欲望を上手にコントロールして扱ってきた成果が、新選組の発展につながったと思っているからだ。
『飴』と『鞭』の使い方が、実に適切だった。
時に、鞭の遣い方が行き過ぎて、脱走や分離などという現象も起きたのだが、総じて新選組は土方の思い通りに進み、発展し、作品として完成に近づいていた。
でも、幕府瓦解と共に、土方歳三や新選組の運命も恩讐の彼方へ飛んでいってしまった。
この哀しさが、またいいのだがーーー。
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コメント
かえさま、今日電車の中で
本日、研修で秋葉原に行ってきました。
往復の電車の中で、中刷り広告をくまなく眺めました。

僕は、こういうところがセコクできていて、決して週刊誌は買わない。そして、電車の中で間に合わしてしまうのです。

そしたら、やっぱり、バレンタインのこと、随分とあちこちで書いていますね。
読んでみたくなりますが、大体は読まなくてもわかりますね。

タイガースファンの怒りのような記事もありまして、こっちの方を読んでみたくなりました。

今度、ツアーに参加される方の中には、大坂の方のいますので、タイガースファンとしては、どう感じたのか聞いてみたいです。
2005/11/02(水) 00:08 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
今日、仕事で・・・・
やっと、京都の百貨店の仕事が
今日で終わりました。
京都行きの電車の中で読む事は、
当分ありませんが・・・。

村瀬さん、家で読んでたら間違いなく号泣ですよ~!!
必死に顔を上げ涙をこらえました。
ちょっと、妖しい動きだったと思います(笑)指でそっと涙を拭きました・・・。

後、今日朝の店長会でもバレンタイン監督の選手に対する接し方は
見習うべき所と仕事先の偉い方も売り場責任者の方に向かっておっしゃってました。
ホントになるほど!!と思いました。
私は店長ではないですが、たまたま聞けて、今日の朝礼のお話は自分の中でもすごくタメになったと思いました。
で、村瀬さんの所に来てみると
まさに、バレンタイン監督のお話だったので嬉しくなって、コメントしてしまいました。

光縁寺での山南さんをはじめとする隊士の方のご供養は心を込めて
したいと思っています。
では~
2005/11/01(火) 22:01 | URL | かえ #2O1MgrBY[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
    サイトに関してのお問い合わせ(動作不具合など)は管理人までお願いします。
    村瀬へのメールはこちら






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