村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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今日(11月20日)、内緒で、独りで、国立競技場に行った。勿論、高橋尚子を見るためだ。土方歳三とダブってきた

最近のブログで、芸術は『間』だ、なぞと書いたことがあった。今日は、もっと大きく考えて、『人生は、締めくくりが大切』だといいたい。

財をなした人とか偉い政治家なぞが、最後の最後に失態を演じて、ソレまでの苦労、実績がぜーんぶ吹っ飛んだなんて例は、ここ2~30年でいくらでもある。
NTTの会長職にあって長らくドンとして君臨してきたあの人、進藤さんていったかな(字が違っていたらごめんなさい)。田中角栄とか、最近ではダイエーの中内オーナーとか、西武の堤さんとか枚挙に暇がない。
バレなければ、銅像の2つや3つ建ってもおかしくないような方々が、監獄行きなんてことも多々ある。

近藤さんの最後は、立派だった。
僕は、アレでいいと思っている。
新選組局長として、立派に責任を取った。
腹も切らせてもらえないせつなさ。
それが新選組。
世間の見る目は、そんなものだった。
土方は痛いほどソレを、実感している。
悔しい。
だから、戦う。
戦うしか、彼には行き場所がなかったから。
でも、函館湾に釣りで出たとき、3人のところに早く行こうと決意した。
もう、生き恥晒すのは、この辺で良いだろう、と。

土方は、ああゆう風に、自身の幕を閉じた。
実に、格好良かった。
締めくくりに、狂いがなかった。
だから、140年たった今日まで親しまれ、惜しまれている。
義経伝説も同じである。
いかに、締めくくりが大切か。

ところで、今日(11月20日)、そっと独りで国立競技場に行ってきた。
そう、高橋尚子を見たくて。
俺も、相当、いってるな。
と、自分でも思いながら、足が向いた。
マラソンなぞ、今まで一度も見に行ったことがない。
だけれども、今日はどうしても行きたかった。
ここ数日、テレビというメディアで、盛んに高橋尚子の特集をやっていたからだ。
それで、行きたくなってしまった(ミーハーの典型)。

彼女、2年前の同じ東京国際マラソンで、あの、丁度試衛館と伝通院の近くの心臓破りの丘で、アレムに抜かれた。
その後、マラソンどころか陸上の選手としての人生を締めくくろうとまで考えたらしい。

あれほどの実績を残した人でさえ、常人には考えられないほどの苦しみ、悩みを抱えてしまうのだ。
ソレも、マラソン6連勝していて、その間、オリンピックにも勝って、世界新まで出して、それでもたった1回負けただけで、『ダメ女』の烙印を押されてしまっていた。
もう、高橋はお仕舞いだと。
あの時の高橋は、ホントニ、かわいそうだった。
出場レースを間違えたのか、小出監督と何かあったのか、真実はわからないけれども、その後、チームQという仲間を作って、アメリカで高地トレーニングをしてきた。

結果は、皆さんご存知のように2時間24分39秒で立派に優勝した。
そして、ながーいインタビューをさせられていたが、その中で、彼女、たくさん立派な発言をした。
「今、悩んでいる人たちを勇気づけたかった。
みんな平等に1日24時間与えられているのだから」というような意味のことをいった。
また、「陸上を止めようかと思ったこともあったが、オセロの黒を全部白に変えることができた」ともいっていた。
白に変えることができて、本当によかった。
若し、かえられなかったら、彼女、マラソンを止めざるを得なかっただろう。
一気に、落伍者にされてしまうのだ。
恐ろしい。
歳三は、とうとう黒のままだった。
白には戻すことが出来なかった。
でも、彼には、ソレがまたよかったのかもしれない。
若し、戻っていたら、今日のような騒がれ方はされなかっただろう。
人生の締めくくり方って難しい。
榎本は、明治政府の高官にまでなった人だが、よく言う人があまりいない。
変だなあ、と思う。
榎本の復権をしてあげたい。
最近の政治家と違うんじゃ、私利私欲じゃないんだ、国のためにしたことなのに。

ところで、高橋を4年で6億円で抱えた企業がある。
ファイテンという名の会社らしいが、よかったね。
今日の優勝で、10億、否、20億以上の価値がある。

ところで、高橋。アレだけの実績を残しながら、ようやく6億である。
同じ4年契約で、松井は62億円だ。
僕たち日本国民にとって、イチローや松井、高橋などスーパースターたちはどの程度の価値があるものなのか。
アメリカ大リーグが、バスケットと並んで飛びぬけて年俸が高いといえるのかもしれない。
それにしても、差がありすぎる。
彼らは、ひとつのチームに貢献しているだけだ。
勿論それだけではなく、我等日本人に夢を与えてくれていることは事実だが。
高橋は、これまで何年もの間、どれだけ俺たち日本人に夢と希望を与え続けてくれたか。
その貢献度は計り知れない。

メディアの操作は恐ろしいもので、いったんだめになると徹底的にいじめる体質のようなものがある。
だから、本当のことを知らない僕たちは、本当にダメなのかと思わされてしまう。
このダメさ加減の中で、『救世主は「コイズミ」の大合唱』を作り上げ、そのほうに導く。
否、そう導く本心はないとしても、結果としてそうなってしまっている。
責任は大きいと思うが、---どうだろう。
そして気がついてみれば、大増税。
ソレもこれも、みんなあれだけ支持したんだから、仕様がないんだと。
これまでの数十年間、憲法を変えるなぞ、実に大変な一国の重大事として扱われ、腫れ物に触るように扱われてきたのだけれども、最近では、いとも簡単に改正だと、論議され始めている。
ミーんな、支持したんだからと。
複雑な心境だ。
わずかに、支持しなかった外国人だけが、『靖国はダメ』だといっている。
言う資格があるのかもしれない。日本人には、『靖国はダメ』だという資格さえ、もうないのだろうか。

改革の気持ちのない人たちが、改革を口にしている。
国民は、改革派だ思い込んでいる。
変えてくれると期待している。
明治政府にかわって、本当に、ソレまでより人民は幸せになったのか。土方歳三は、よっぽど、徳川のときの方がましだと思っていた。

「KOIZUMIさん」の最後はどう締めくくるのだろうか。
来年らしいが、その後がまた恐ろしい。
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2005/11/23(水) 00:14 | | #[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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