村瀬彰吾がつづる新選組話題を含む日記&エッセイ。

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『練習のために費やした時間は、決して無駄にはならない。最後には、必ず報われる』――ソニー・ロリンズ――

10日から皆さんに着てもらう衣装、来年の2月にならないと、アメリカから出来上がってこないというので、ソレまでの間、借りることになっていたので、再び、武器屋に行った。

武器屋の代表取締役、とってもいい人で、自分の衣装を貸してくれた。
今日もいろいろな話をしたのだが、今月の27日、日本テレビで「河井継之助」の放映があるそうで、そのときの武器類と衣装などすべて、この武器屋が提供したらしい。
何故だろうと思った。
他に調布にT装飾なぞの大手があるのに、こんな小さな店じゃなくても、と思った。
僕も図々しく聞いた。
「何故、おたくなの」
「ソレは、うちがこだわりの店だからですよ」
という返事だった。
社長が言うには、幕末ものなら、時代考証を初め、すべてにこだわって本物志向は、『うちしかない』ということだ。
だから、本物に似せた戦闘シーンを撮るには、武器屋に頼むしかない、と言って憚らない。
今度一緒に、そうした撮影シーンを見に行きましょうと誘われた。
一度は、見てみたいものである。

武器屋を出て、今日は御茶ノ水を通り過ぎて、神保町方面に行った。
ここも久しぶりなので、懐かしい小路をあるいたら、懐かしいお店が健在であった。すずらん通りには『さぼうる』、タンゴの『ミロンガ』などという昔ながらの店がいまだに顕在だった。
とても嬉しくなった。
靖国通り沿いには、神田淡路町辺りから小川町、駿河台下、神保町専修大学前、靖国神社と続くが、本屋を始め昔からのお店が健在で、スポーツ洋品店や画材屋などがおおい。

若い頃は、僕は不真面目だったから、本なぞは滅多に読まなかった。
ただ、スキーは大好きで、毎年何回も行ったから、ヴィクトリアをはじめミナミ、市川スポーツなど、ここら辺りのスポーツ用品店には随分と通った。
また、お茶の水から小川町、神保町付近は以前より楽器屋が多い。
下倉を始め、黒沢、宮地楽器などいくらでもある。

一軒の楽器屋に何とはなしに入ったのだが、そこで釘付けになってしまった。
楽器屋には、当たり前だが、楽譜や教則本なぞを売っている。
片っ端から立ち読みしているうち、『俺は、もっと真面目に練習しないといけない』と反省を始めてしまったのだ。

思えば、新選組、土方に出会ってから、“そっち漬”になってしまっていて、けっして昔からおろそかにしては来なかった楽器の日々の練習も、いい加減になっていた。

兎に角、10日を無事迎えることが出来たら、その後は、今までどおり、毎日がTsとFlの基礎練習だ。
そのために、まとめて3冊のzu-ja関係の書物を買ってしまった。

ソニー・ロリンズというTs(テナー・サックス)の巨人がいる。
先月も来日していたが、今年で75歳になる。
ジャズの名盤を何枚も作ってきている。
あの、伝説のチャーリー・パーカーやマイルス・デビス、ジョン・コルトレーンなどとの競演は語り草になっている。
その人が、いまだに、『大事なことは毎日のロングトーンと深い呼吸だ』と、雑誌に書いていた。

そして、特に、次の言葉に釘づけになってしまった。
『練習のために費やした時間は、決して無駄にはならない。最後には、必ず報われる』と。

実は、自分は、この年になってもまだ、『いまだにこんな練習しているのか』って否になることが、間々あったのである。
辛さから逃げ出したくなることがちょくちょくだった。
今日の、ロリンズの一言は、迷っていた僕のわだかまりを解消してくれた。

ロリンズの演奏は、実に叙情的で美しい。
あの、泉のごとくあふれ出る躍動感のあるフレーズには、若い頃からジャズの素晴しさを堪能させてくれ、心を奪われてきた。何度でも同じレコード、曲を聴いて来ている。

特に、ヤッパ、アルバムでは『モリタート』
そして、今夜もマック・ザ・ナイフを聞いてから寝る。
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コメント
windowheadさん、そうなんですか
前にも、コメントくれましたよね。
ロリンズ、いいですね。
僕は、勿論、コルトレーンは大好きですよ。
でも、自分でサックスを吹いていて、コルトレーンは出来ないんです。
高度、難しすぎるし、あの人のジャズはやはり、聞く音楽。

そこへ行くと、ロリンズは、あんなふうにふけないけど、でも、気分は味わえるんです。
僕のテナーの音質は、テープを聴いてみると、ロリンズなんです。
本当は、ズート・シムズのように演奏したいのに。

なんだか、ここは新選組のページなのに、今日はジャズになってしまいました。
たまには良いですよね。

また、ジャズ談義、しましょう。
2005/12/08(木) 23:06 | URL | 村瀬彰吾 #VvKxtd/k[ コメントの編集]
私はアルフィーかな
思いがけないところで思いがけない名前を見つけてうれしくなりました。
私の衝撃のロリンズ体験は「アルフィー」。よく口ずさむのは「セント・トーマス」…そうなんです、私もロリンズファンです。70歳すぎても「歌うサックス」は不滅ですね。
2005/12/08(木) 11:30 | URL | windowhead #-[ コメントの編集]
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村瀬執筆 時代小説
プロフィール

村瀬彰吾

  • Author:村瀬彰吾
  • 2004年大河ドラマ「新選組!」の決定以来、新選組特命主幹、日野市立新選組のふるさと歴史館館長を経て芸術文化担当として歴史に触れる毎日の生活を送っている村瀬彰吾のブログへようこそ!
    日野市在住。2006年に小説「人間 土方歳三」を出版しました。小説の詳しい情報や通販はH Pに。
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